これまでの「みんなの会」の活動内容と成果
三嶺の森をまもるみんなの会 代表 依光良三
4.活動の波及効果と新たな展開へ―行政を動かす力に (分割1)
その他普及啓発活動~写真パネル展示とホームページ作成
当日に実施し、また、秋には四国山の日や物部川祭り等の行事に参加してシカ食害のパネルを 展示してきた。通算10回程度に達しよう。 また、みんなの会のホームページも藤田朗子さんが頑張ってくれて、12月に立ち上げた。 活動状況を詳細に記録した盛りだくさんの立派な内容のものである。これによって普及啓発の 手段が増えた。 |
メディアを媒体とする啓発
高知新聞、朝日新聞の記事に加えてテレビ取材も何度か受けた。 KUTVテレビ高知の「がんばれ高知 エコ応援団」で3回(森と緑の会主催を含む)、NHK、RKC等の ニュースでも放映された。その他、ラジオでも何度か取り上げられた(詳しくはホームページ参照)。
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それによって、三嶺の自然林シカ食害問題は一般の方々にもかなりの程度知られることとなり、 メディアは世論形成に大きな役割を担う媒体として機能してくれた。 とはいえ、報道は受け手の関心度で認識の程度が異なるので、 全体的にいってまだ十分浸透しているとはいえない。
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県による管理捕獲の実施へ
自然林保全への世論形成は、行政を動かす大きな力となった。 その一つが奥山の鳥獣保護区での管理捕獲である。
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鳥獣対策課は農林業被害対策を中心に約2,000万円の予算要求を行ったが、昨年7月議会では、 議員ならびに知事の判断でなんと4倍増の予算となり、 自然林・鳥獣保護区での管理捕獲費も認められた。 計画では、捕獲頭数も「保護管理計画」の6,000頭レベルから15,000頭(08年度は10,800頭)に 増やし、3年間で一気に減らそうとするものとなった。 |
奥山の自然林では西部の黒尊と奥物部の三嶺地域が管理捕獲の対象となり、 黒尊40頭、三嶺250頭の捕獲目標となった。 仕組みは、県が猟友会に委託する形をとっており、12月から開始された。 ただ、山が深く不案内であることと、猟師間の調整が十分でないこともあって、 当面「本丸」が攻められないという課題があるようだ。 |


稜線部のウラジロモミ(綱付森) 枯死するウラジロモミ
三嶺の森をまもるみんなの会のホームページより分割転載
今、県下最大の貴重な自然林、「三嶺」の森は、シカの食害によって、傷つき痛んでいます。特に、稜線部の笹と樹木の7割までが被害に遭い、枯死する樹木も増加の一途をたどっています。このまま放置しておけば、貴重な自然植生がますます失われるばかりではなく、山林崩壊、土砂流出等の危険性が高まります。
そこで、危機感を抱き、保護と再生を目指すNGO、NPOが結集して、2007年8月に「三嶺の森をまもるみんなの会」を設立しました。県民のみなさまにこの問題をできるだけ広く知っていただくために、行政とも協力して、シンポジウムや樹木へのネット巻き等を行い、少しでもこの大切な自然を守りたいと活動しています。


