根木さんの「鏡川ML」 その7 鏡川・お米の価値
たからちゃんネットの皆さん、おはようございます。
●高知駅前や桂浜に「土佐勤王党の3人像」を並べることについて、
このネットや、高知新聞で議論が、湧き起っていますね。
ひとつ気にかかるのは、銅像という「芸術様式」を我々県民が、理解して
いるかどうかです。生野さんは、「製作者」であるので、よくわかって
おられますね。
「原点」は、司馬さんのメッセージに込められていると思います。
そのメッセージを以下、再度登場させました。
<司馬さんが、昭和63年に銅像建設物故者追悼会に寄せたメッセージから抜粋>
銅像の竜馬さん、おめでとう。
あなたは、この場所を気に入っておられるようですね。
私もここが大好きです。世界じゅうで、あなたが立つ場所はここしかないのでは
ないかと、私はここに来るたびに思うのです。
あなたもご存知のように、銅像という芸術様式は、ヨーロッパで興って完成しました。
銅像の出来具合以上に、銅像がおかれる空間が大切なのです。その点日本の銅像は、
ほとんどが、所を得ていないのです。
観光ガイドをしている中で、お客さんから、言われるのが、
高知の「石碑」の多さです。統計的なものを調べては、いないですが、
言われてみれば、どこかしこ、あります。
きっと、「銅像や石碑などの記念物」の好きな県民性なのでしょう。
個人や民間で「記念物」を作るのは、とやかく言うものでは、
ありませんが、県や市町村が、「記念物」を作るときには、
「熟慮と相談」をしてもらいたいものです。
水木さんや北村さん、下司さんたちのご意見のように「税金」を
使うわけですから。
★その7 鏡川・お米の価値
:このような「地域通貨」が、ありました。
お米の現物支給(高知県産米)を別の視点(地震時の非常食)から、
考えてみました。
<その5鏡川・年収300万と3人扶持切米5石の抜粋>
最近、「龍馬研究会」の会報の発送作業を行いました。
その中で、「お米」で"支払い"のはなしが、出ました。
龍馬の時代のように、お米で代価を支払う、これって、
おもしろいじゃない?
高知で取れたお米を「支給」すれば、高知県からお金が、出て行かないし、
県内産のお米の消費につながるし、お金も循環、これこそ「地産地消」。
『全部、「お米」の給料をもらっても、困るけれども、一部なら、
いいんじゃない!』、の結論になりました。
・・・。
【余談】坂本家の年収
県職龍馬くんの遠戚:坂本(龍馬)家の領地高は、
161石8斗4升。
高知もしくは、その近辺に居住した郷士82人の平均は、50石程度。
武市半平太は、51石Ⅰ斗8升7合、岡田以蔵20石6斗4升7合。
● 観光ガイドで聞かれるのが、坂本家の年収を「現在のお金」に直せば、
いくらになりますか?、です。
お米や、一両が、現在のお金に直せば、いくらか?、は「基準」になるものによって、
相当、違ってきます。
ある人は、「一杯のそばの値段」、ある人は、「大工さんの手間賃」を基準に
算出したりしています。
これも、単なる「目安」にすぎないと私は、思います。第一、「物の価値」が、
現在とは、違います。
現在の百円ショップで売っている「竹のザル」と当時の竹のザルは、物の「値打ち」が、
違います。
観光ガイドでは、「一杯のそばの基準」をもとにした算出を使ったりもしますが、
それよりも、上記の半平太や以蔵の石高をもとにしたはなしをすることが、
多いです。
『以蔵は、20石ほどですが、そんなに「貧乏」でもなく、ゼイタクは、
できなかったが、ふつうの生活が、できたそうです。』ってなガイドです。
さて、お米通貨(現物支給)ですが、別の観点からの「提案」です。
お米の価値:<お米は、優れた食品で、非常食に最適>
皆さんのお家では、「お米の在庫」は、どれほどありますか。
我が家では、1年に2度、1年分を「一括購入」します。
高知市の自宅では、保管に困るので、安芸市の実家にほとんどを置いています。
少し、遠方での保管ですが、「非常の際」の「備蓄」のつもりです。
●お米って、なんだろう?:日本の米(富山和子著、中公新書)より。
第一に、栄養価が高く、栄養のバランスにおいても優れ、
第2に、生産性の高い作物であり、
第3に、長時間の保存に耐え、そして、
第4に、おいしかった。
・・・日本人が、米を主食としてくることができたのも、また米を
基本通貨とし給料の役割、貨幣の役割、金の役割を担わせてくることが
できたのも、そんな国が世界には他になく、またそんな時代をつい最近
まで続けてくることができたのも、「根底には「米さえ食っていれば」という
「命の根源」への絶大な信頼があったからにほかならない。それこそは、
その栄養価の裏打ちがあればこそであったろう。
・・・。(P・19)
お米について、関心をもっていただければ、幸いです。
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