羽迫博己さんの町屋あれこれ・・・~吉良川町の町並み~


池田邸(甲2234)
明治末期から大正前期の建築。
かって炭の問屋を営んでいた。
しかも当時は相当に繁栄していたものと推察できる。
敷地の間口は浜地区の他の屋敷の2倍程度あり、
建物配置には際立った特徴が見られる。
店は、主屋とは玄関によって繋がれているものの、
別棟になっている点である。
店・主屋・玄関によって囲まれて中庭が作られている。
この形式は、関西地方の「表屋造り」の構成と共通する。
同地から持ち込まれた文化であろう。
武井邸(甲2281)
明治44年の建築。
当時、米穀商を商うとともに、遠洋漁業も手掛けていた。
主屋の建築は多くの特徴があり、まず、妻壁に煉瓦を用い
路地・目立つ側の仕上に、煉瓦を用いていることである。
また平屋・つし二階・二階の三つを混合した建て方である。


