カレンダー

« 2010年11月123456789101112131415161718192021222324252627282930

このブログ記事について

このページは、会員1241が2009年4月26日 07:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「手島さんの手づくり木工品・・・その9 スヌーピー親子」です。

次のブログ記事は「近世土佐の群像(2) 萩原三圭のことなど・・・自費出版」です。

最近の記事はインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

樹木医・入交幸三さんの「高知城の樹木(きぎ)」  その12 樹齢の推定・・・タブノキ

|

(2)、1727年(享保12年)の大火災以降の樹木


 


越前町辺りより出火したと伝えられているこの大火災は、城下1300余戸を焼失し高知城も類焼により追手門等二・三の建物を除いて殆どを消失したと伝えられている。


 


これだけの大火であれば樹林地への影響も相当に大きかった事と想像され、上記(1)の区分以外の城郭や付帯部の自然林等の大部分の樹木はこの区分に相当するもので、推定樹齢は200250年程度ではないかと考える。


 


この区分に当たる樹木はその数が多く個々に説明することは出来ないが、少し詳しく述べた区分(1)及び次に述べる区分(3)享保の大火災以前よりの古木と推定されるものが見られるので、以下に記述する。


 


3)、享保の大火以前の古木


 


この「古木」の部類に属する樹木は、自然発生的に生立したものとみられ、樹齢は268年以上と考えられる。


 


見られる樹種としては、タブノキ・クスノキ・エノキ・ムクノキ・モミ・カヤ・イヌマキ等であった。


なかでも、冷温帯性の「カヤ」と暖温帯の「イヌマキ」が近くで同時に見られることは、自然破壊の少なかった古い時代の植生の幅の広さの一端を伺い識ることが出来る。


 


以下、各樹種の代表的な樹について記述するが樹齢についての推定は極めて困難であり、推定の範囲でしかない。


 


① タブノキ


最古のものは県庁舎の裏山に2本在り、東樹は胸高周囲325cm・西樹は胸高周囲335cmで、推定樹齢はほぼ600年程度と見られる。


この樹齢によれば、生立は1395年頃となり大高坂松王丸が没して55年後となり、歴史の生きた証人である。  


   (注:これは1995年に作成したものです)


 


 


※ 県庁舎の裏山のタブノキは、今回撮影出来ませんでした。以下の画像は"梅の段"北側のトイレの前にあるタブノキです。


 


 



P1030625.jpg


 



P1030626.jpg


 



P1030627.jpg


 


樹木医・入交幸三さんの「高知城の樹木(きぎ)」シリーズ

"

高知ファンクラブのネットワーク