皆さんこんにちは。高知県企画調整課 物部川の明日を考えるチームです。
今回は、去る3月21日に物部川21世紀の森と水の会が主催した、物部川源流域に程近い別府山の国有林(ふれあい協定林)にて、植樹活動をしましたので、その報告をいたします。
当日は大変いい天気で、絶好の植樹日和でした。高知中部森林管理署や情報交流館ネットワークの皆さんのご指導のもと、JA土佐香美やJA長岡の青壮年部の皆さん、高知大農学部や高知工科大の学生の皆さん、また住友共同電力(株)や香美市商工会、それに物部森林組合の皆さん方で総勢70人強のメンバーで、植樹を行ないます。

開会式の後、班ごとに植樹用の苗、スコップやショウレンなどの植樹に必要な道具を抱えて、ご覧のような急斜面での作業です。

物部川源流域は礫が多く、植樹用の穴を掘るのも一苦労ですが、さらに苗を倒さないために添え木をする必要があり、1本の苗を植えるために添え木用の穴を含め、3つも穴を掘る必要があり、かなりの重労働です。

それでも、夕方までにみんなで1400本近く植え、この日の作業は終わりました。

(分かりにくい画像でごめんなさい)
ここ、別府山の協定林では、以前から植樹などの森をつくる活動を行なっていますが、三嶺山系で深刻な被害が出ているニホンジカによる食害で、以前植えていた苗がシカに全部食べられてしまったという経過があります。
今回の植樹に向けては、情報交流館ネットワークやJA土佐香美の青壮年部の皆さんを中心にして、シカの食害防止用のネットを張ったり、地拵えの作業をしていただきました。そのおかげで、この日はスムーズに植樹の作業ができたと思います。
今後は、来年の夏あたりをメドに下草刈りを行い、苗が順調に木へと成長できるようにしつけてやる必要があります。一口に「森をつくる」活動といっても、本当にさまざまな手順を踏まないといけないんですね。
物部川21世紀の森と水の会では、こうした活動を通じて、「川の再生は森づくりから」をモットーに、植樹や間伐などの取り組みをしています。皆さんもぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。
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さて、ここでお知らせがあります。
平成15年の発足以来、われわれ「物部川の明日を考えるチーム」は、物部川の源流域から河口に止まらず、土佐湾にまで範囲を広げて地域を回りながら、流域で頑張っている皆さんに助けられて、一緒にこの川の明日をどうしていくのかを考え続けてきました。
それが、このたびの高知県全体の大規模な組織再編に伴い、平成21年3月末をもってチームが終了することとなりました。
現時点で、物部川を取り巻く環境が大きく好転したという状況ではありませんが、これまでどおり、またこれまで以上に流域の皆さんが物部川にかかわってくださり、また高知県をはじめとする行政の機関が、それぞれの役割を果たしていけば、きっと今よりもっといい川になると思います。
昨年に策定した「物部川清流保全計画」のキャッチフレーズである、「天然アユの湧き立つ川」を目指して、100年後には50年前の物部川を取り戻せるよう願ってやみません。
このブログをご覧の皆さん、どうか皆さんがかかわれる範囲で結構ですので、物部川に関心を持って、かかわっていただけますよう、よろしくお願い申し上げて、物部川の明日を考えるチームの最後の投稿に代えさせていただきます。
今まで、本当にありがとうございました。
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